梅田は大阪自慢の百貨店街でもあるけど、外観がただのオフィスビルみたいなのが乱立してるだけで街に風格やら品格やら優雅さがないよね。
驚くのは阪急百貨店が路面にマトモな玄関口がないこと。地下からの出入りと2階の回廊からの出入りで済ましており、路面軽視という状態。
地下鉄などから建物内の移動だけで簡潔に済ますことしか考えてない遊びのない退屈な街のつくり。
空の下で街を歩きながら百貨店の外観を見ながら入るということをあまり考えられていない。
というのも梅田周辺の道路や歩道が狭くるしく、そうするしかなかったとも言える。
名古屋の栄のような公園やイベント広場などが多く圧倒的な贅沢で優雅な街のつくりや、東京の銀座や青山のような街の顔となる風景がない。
栄も銀座・青山も、中高層で高さ制限してるのも重要。特に栄や青山は優雅な雰囲気がある。そういう空の下を歩いて魅力のある街を目指してるのわかる。
逆に路上に魅力の無い梅田は、地下街や回廊移動で便利だからそれで良いという状態。イオンの中で全部済ますようなつまらない街と言える。
大阪の地下街が発達したのは、地上が糞だからという要素が強いのがわかる。
これからのショッピングのスタイルは、
気軽にマイカーで行ってイオンのような一つの施設の中で済ますか、
都心部のオシャレな街並みやイベントや文化施設を楽しみながらオシャレに買い物するか、という二極化になっていくと言える。
梅田は前時代的な「高層ビルに百貨店入れとけば都会的で発展するに決まってるやろ」という感覚で
街並み軽視でビルと地下街に依存した不便で中途半端な存在であり、今後の新時代の競争の中では苦しくなっていくのは間違いなし。