国内総生産(GDP)に占める大阪の割合は東京に次ぐ国内2位。
しかし、2000年代に入り、愛知に肉薄されている。
東京、愛知では06年までの5年間に1〜2%増加した従業員数が、大阪は全国総計(マイナス2・5%)を下回り、7%近く落ち込んでいる。
大阪経済の地盤沈下に歯止めがかからない。
経済の縮む大阪から、企業が逃げ出す。
大阪に単独本社を置く資本金100億円以上の大企業は、
1999年の92社から2009年には72社に減った。