消費増税法案:閣議決定 知事「まずリストラを」 名古屋市長「人災だ」批判 /愛知

 政府が30日、消費増税法案を閣議決定したことについて、大村秀章知事は記者団の取材に「中央省庁の
大リストラと国会議員の削減をしなければ、国民の理解を得られない」と注文を付けた。さらに「これに
経済成長を含めた三つが前提条件だ。それをせずに大連立や話し合い解散を言うのは、与野党の談合」と
強調した。
 河村たかし名古屋市長は「(政府は)庶民の苦しみが分かっていない。消費税を5%増税すると(年間)1人
10万円の負担増。東北から本当に(税を)取るんですか。増税しても税収は増えないし、これこそ本当の人災」
と持論を展開しながら政府を批判した。一方、次期衆院選について「増税対反増税で戦うのが分かりやすい。
増税なんて誰でもできる。よりよい公共サービスをより安く提供するのが政治」と述べた。

http://mainichi.jp/area/aichi/news/20120331ddlk23010208000c.html