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“世界初”の肩書も!?長崎の路面電車に新バリアフリー車両が導入
テレビ長崎
2022年3月24日 木曜 午後6:53

長崎の路面電車に3年ぶりに新車両が登場しました。

“世界初”の肩書きも付いています。

長崎電気軌道が24日導入した新型車両6000形です。

段差がなく、車椅子でも乗り降りしやすい低床式の車両です。

ロングシートタイプの座席が導入された低床式の路面電車の運行は、世界初だといいます。

KTN記者 「新しい車両はスロープがついていて、バリアフリーに対応しています。車内の通路は少し狭くなりましたが、車いすが乗れる場所が2カ所に増えました」

1両編成の新型車両には28人が座れます。

これまでの車両より4トン軽い18トンで、モーターへの負荷が少なく、メンテナンス費を抑えられます。

これまでの低床式の車両2種類は、連結された3両合わせても座席に27人しか座れず、車椅子のスペースは1ヵ所だけでした。

長崎電気軌道経営企画室経営企画係 白倉 一 副主査 「私たちの車両は車いす対応の車両が少ないのが課題としてあった。1両さらに増やすことができて、車いすの人の利便性向上につながれば良いなと考えています」

長崎電気軌道は2023年度にも新型車両を1台追加予定です。