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04.10.29
福岡市 渡辺通〜天神〜那の津間にLRT敷設案が浮上


福岡市随一の繁華街天神を中心として南北に貫く渡辺通は当然として交通渋滞に悩まされている。只今この通りは天神を起点として渡辺通を貫き西方の橋本まで延びる地下鉄3号線も工事中であるが(05年2月開業予定)、これが完成しても来街者にっとて交通渋滞と環境の改善は望むべくもないし課題である。

04年5月、九州電力、西鉄、福岡銀行や地元商店街とで「天神・渡辺通まちづくり研究会」を立ち上げ、抜本的提言作りに乗り出したが、このほど提案を纏めて発表した。

渡辺通を北部の那の津・長浜地区から南部の渡辺駅付近までの約2kmをLRTで結ぶ。LRTは定員150人乗りの4両編成。
通りの中央部分に線路を敷き、200〜300mごとに電停を設ける。
南北両端に大規模駐車場(2000台分)を設け来街者にはLRTへの乗換を促す
渡辺通を3つのゾーンに分け整備を進める、
北側は港と魚市場を生かしたリゾート地区 (現在の競艇場は移設)
中央天神地区は商業施設と文化交流施設が併存する市民サロン
南はオフイスが集積するビジネスセンター
投資額は駅など関連施設を含めて100億円以下
研究会は今後、詳細な事業計画を作成する。同時に提言を実現するための「都市経営機構」の設立するべく福岡市や関係者と協議を進める。
プランの完成目標:2014年

      (西日本新聞、日経新聞、読売新聞、浜松市Nさんからの情報による)