【銀座に路面電車47年ぶり復活へ】

東京・銀座に路面電車がよみがえりそうだ。
東京都中央区が明日4日、
11年度予算案に
「次世代型路面電車(LRT)整備調査費」として
1500万円を計上する。
順調に計画が進めば、
銀座から築地市場に入り、
晴海地区までの約2・8キロのコースを走る路面電車が、
早ければ2018年に開業する。
銀座から路面電車が姿を消した1971年以来、
47年ぶりに復活する可能性が出てきた。

それが今なぜ、
時代に逆行する路面電車なのか?
埋め立て地の晴海や豊海地区には
バス以外の公共交通がない。
ベイサイドの宅地開発で近年、
超高層マンションが次々と建設されて人口が増え続けるものの、
渋滞に左右されない公共交通機関がなかった。
そこで区は路面電車に目をつけた。

特に次世代型と呼ばれるLRTは、
低床で高齢者の乗降にも優しい設計になっている。
電気を動力にするため、
空気を汚さずに騒音問題も解消してくれる。
なによりも、
地下鉄の10分の1の経費で敷設できる。
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20110203-732394.html