週末の夜夜の銀座

歩道からガラス張りの店の中を伺うにみんな楽しそうの酒を飲んでいる

会社帰りと思しきスーツ姿の男と同僚なのか彼女なのかよくわからない女という組み合わせをよく見る

私はひとり

社会から疎外され女と関係を持つにはお金を使うしかない

ワンルームの狭い部屋で鬱屈とした日々を過ごす人生

どこで道を誤ったのだろう

前途洋々たる東大入学

そこから一転

虫ケラのような生活

落差に絶望し屈託に押し潰されそうな毎日にもう耐えることはできない

そうだ

ケジメをつけるしかない