>と言って、泣きながら教官室を飛び出て行って、そのまま帰っちゃいました。後々知ることになったのですが、高1のときの担任は心理学を勉強してたそうで、
>ずっと気になってたそうでした。もしかしたら、性同一性障害かもしれない。と。高校を辞めた年の秋に、金八先生のドラマで『性同一性障害』の存在を知りました。
>でも、一人で抱えられる問題ではないと思い、初恋の先生がまだ中学にいると知ってたので、相談してみることにしました。ビックリした様子でした。
>当時の担任もまだいたので、先生から聞いたそうで、自宅に電話がかかってきました。そして、『気づいてあげれなくて、ごめん。』、
>『無理矢理水泳の授業を受けさせようとしたことも、ホント後悔してる。』って。その時に、
>『実は、願書の名前書き間違え事件も、女として通いたくて、そっちの名前を書きそうになったんです。』って打ち明けました。
>『ちょうどスクールカウンセラーとして来てる人が、県立大学でカウンセリングもやってるそうで、行ってみない?』と言われ、行くことにしました。
>私には、高2のときの担任に負わされた心のキズもあるので、精神疾患もある状態で、カウンセラーの紹介で、心療内科にも通うことになりました。
>今現在も、通院中です。GID特例法の施行によって、条件さえ満たせば戸籍上の性別も変更できるけど、私は精神疾患ありで、経済的にSRSは受けられない。
>なので、戸籍上の性別も変更不可能。それでも、『ありのままの自分で生きたい』と思って、25年6月に家裁で許可をもらって改名をしました。
>20歳頃からのボイストレーニングなどの成果もあるのか、何も言わなければ『声の低い女性』で通用しちゃいます。
>だから、改名前は病院へ行っても『えっ!?』って目で見られたし、銀行とかでも免許証を見せてるのに『ご本人様ですか?』って聞かれるしで、
>違う意味でカミングアウト必須状態でした。けど、改名をした今も、病院では面倒なことになります。
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