官報を常にチェックしている人は少ないのですが、一定の職業の人は毎日ではなくても、比較的頻繁にチェックしていることがあります。
それは、信用情報機関や不動産業者、闇金業者などです。
信用情報機関は、個人の借金に関する情報や、クレジットカードの利用状況などの情報を登録している機関です。
そこには、債務整理などの情報も含まれています。
金融会社などからも情報を集めているのですが、情報漏れがないようにするため、官報などもチェックしているのです。
見つけた情報は、信用情報機関に登録されるので、自己破産をした場合はすべての信用情報機関に登録されると思っていいでしょう。
不動産会社の場合は、破産手続きで処分される不動産をいち早くチェックして、それを買い取ろうとします。
情報があれば、管財人に連絡して買い取るための営業をするようです。
闇金業者には、気を付けましょう。
自己破産して、お金を借りられなくなった人に連絡して、違法な金利でお金を貸し付けようと誘いをかけてきます。