サイマー父が癌で孤独死した
自営業で年金も払っておらず、当然介護保険も払っていなくて、包括支援センターが様子を見に行ってくれてはいたけど行政サービスを受けられぬまま1ヶ月半寝たきりになって死んでいた
自分はたかられるのが目に見えていたので、就職と共に実家を出た
たまに連絡は取っていたけど、金の無心と踏み倒しに閉口して10年以上音信不通にしていた
亡くなってからご近所に聞いた話では、よく借金取りがよく訪ねてきていたらしいけど、ここ数年は静かだったらしい
数年前といえば父の母である祖母が亡くなった頃で、彼女の遺産で借金を精算したのだと思われる
そんなことは知らなかったので、役所から末期癌の知らせを受けても連絡は取らず無視していた
入院して金をねだる元気がなくなったら病院代と葬式くらいは出してあげるつもりで会いに行こうと思っており、包括支援センターの人づたいにその旨を伝えてもらっていた
祖母の遺産がなければまだ借金漬けで近づいてはいけない人物だったろうことは確かなので、借金清算済みのことを知らなかった当時のこの判断が間違っていたとは思っていない
でも入院を飛び越して孤独死した父に最後くらい寄り添ってあげるべきだったのではないかと、無視していた時はしないと思っていた後悔をしている
何なんだろうなぁ、この気持ち