人間が生きていく上で本当は善悪なんてものは一切無い

見方を変えれば、良いとされることも悪になり、悪くいとされていることも善となる

ところが、社会の中でそんなことを言い出したら、基準が無くなるので法律と言う大きな決まりが必要になる

法律から極端に逸脱した事を行えば社会的制裁を受ける

ちなみに死刑そのものに是非は無い
従って、死刑廃止にも死刑存置のどちらにも、この考え方が絶対に正しいなんてものは無い

死刑廃止の考え方から考えたら、死刑なんて国家が行うにしてはあまりにも野蛮過ぎて、未開の地の生贄を差し出す行為と変わらない

死刑存置の考え方から考えたら、どんな社会になっても例外的に人間とは呼べないような鬼畜の所行に至る者がやはり出るから、理想より現実的に死刑はだとあだとなる

死刑廃止を言う人達は、社会の中で例外中の例外的な人間とは呼べない鬼畜の存在を直視しようとしていない

死刑存置を言う人達は、実はある社会の環境下で特殊な思考を形成してしまった鬼畜を生み出したのは社会や国家だということを直視しようとしていない