人間が、自分以外の人に意思や観念を伝達するためには、現在の科学では
直接の面談による言葉(会話)で伝える方法があります。
しかし、遠隔者間では、郵便等による方法、電話が普及してからは、
電話による会話で伝える方法がありました。
それが、コンピュータの発明・普及、次いで、インターネット網の普及により、
現在では、この掲示板への投稿と返信という方法が加わったのです。
しかし、方法の変遷は見られるものの、やはり言語を通じて伝達するという
基本的な部分は変わっていません。
そうすると、その言語が、その伝達を行う当事者間で相互に理解できるものであることが
必要です。
ここは、日本の電子掲示板ですので、当然、使用される言語は日本語になります。
まだ、人間にはテレパシー等の、言語を介しない方法で伝達する能力は発見されていません。
それならば、日本語により、意思や観念を正確に伝達するために、
言葉の組み合わせで成り立つ日常会話は、道理に適う必要があります。
古来より言われる「以心伝心」などは、特別な関係にある者の間で、
論理を必要としない真理についての覚知など、ごく限られたものにのみ、
人間共通の認識として存在が否定されないものの程度に過ぎません。
ここでの、議論には通用しないのてすから、氏原さんが理に適う説明を省略はできません。