【ガキ使】ベッキーのタイキックが国際問題に 打ち切り確定か
https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1515213675/

■ベッキーにキック痛打 ダウンタウン年末特番―国連、憲法の視点からも最悪
https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20180106-00080168/

日テレ系の年末特番「ダウンタウンのガキの使いやあらへんでSP 絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時」は様々な点で酷いものだった。
ダウンタウンの浜田雅功が黒人を風刺したかのような黒塗りのメイク(黒人達からは彼らへの侮蔑と受け取られる)で登場したことについては、BBCやワシントンポストなどの海外メディアでも報道される騒ぎに発展しているが、
もう一つ、見過ごせない大問題があったので、本記事ではそちらについて指摘しておきたい。
番組中、タレントのベッキーが無理矢理、抑え込まれて、タイ式キックボクシング(ムエタイ)の使い手にキックで強打された上、痛がる姿を笑いものにされたということだ。

女性への暴力撤廃のため、重要なことは何か。それは、男性側の規範や行動を変化させることであると、UN Women(女性の地位向上等を目指す国連機関)は強調している。
映画『ハリー・ポッター』シリーズなどで知られる女優であるエマ・ワトソンはUN Women親善大使として、男性に対しても、ジェンダー平等*への変革の主体に求める国際的なキャンペーン「HeForShe(彼女のための彼)」を発表。
こうした動きに呼応して、バラク・オバマ前米国大統領や、カナダのジャスティン・トルドー首相が自身を「フェミニスト」であると公言している。
そうした世界的な潮流から観れば、女性への暴力を否定するどころか、ゲラゲラと笑いものにするという、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで〜」のあり方は、「お笑い」であったとしても、断じて、笑えないものなのだ。