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★★★★★5つ星のうち5.0前代未聞の事件
投稿者ぽん夫人2017年11月2日

散々、山口側に寄り添う報道特注や、月刊hanadaあのあたりが
彼女をまるでハニトラのように扱っているので、本当なのか?先ずはきちんと本書を読むべきであろうと購入した。
何より、ネット番組とはいえ、国会議員がワイングラス片手に準強姦犯として告発をされ逮捕状まで出た人物を迎える姿に、何かこの国でとんでもないモラルハザードが起きているのではないか?と強い危機感を持った。

正直、これほどまでに冷静で、すっきりとした文章で綴られているとは思わなかった。余計な装飾も、過剰な誇張もない。

そこにあるのは、伝えたいこと、それのみである。
思い込みのたっぷり入った感情的な表現などは一切なく、淡々と時系列に沿って、自身の心身のあり方、取ってきた行動を綴っている。彼女は真のジャーナリストであると信頼を得られる文章であると感じた。
これほどまでに、自分を突き放し、観察することは難しい。ましてや性犯罪の被害者という立場にあって尚、この毅然とした態度に、彼女のジャーナリストとしての強い自負を感じた。

不起訴だったからと言って真っ白か?と言う話は、特に保守や右翼、と言う立場を自認している人に聞きたいが、
浄財を韓国バーや自身の愛人に使い悪びれなかった、田母神俊雄を思い出してほしい。

山口敬之はなぜか安倍自民党の選挙での勝利をもって、官邸に近い自身も許されたと勘違いしているのか、
最近になって再び表に現れるようになった。盛んに伊藤さんを加害者、自分は被害者であるような発言を繰り返している。