コカイン使用の疑いで3月12日に逮捕されたピエール瀧容疑者(51)について、前東京都知事の舛添要一氏(70)が14日、
自身のツイッターアカウントで言及した。舛添氏は、

「品行方正な芸人に魅力はない。ピエール瀧、新井浩文、勝新太郎。芸人はマージナルマンである。だから、常人に不可
能な創造ができる。面白くもないエンタメは定義矛盾だ。品行方正でもやぶな医者は要らない。芸人も同じ。道徳が支配
する国に芸術や文化は育たない。勿論犯罪を称賛しているのではない」

とツイート。批判が相次いでいる。

都知事時代には危険ドラッグについて「絶対手を出さないで」と呼びかけていたが…

新井浩文容疑者は今年2月、強制性交の容疑で逮捕された。勝新太郎は昭和から平成にかけて活躍した俳優。1990年に
コカイン不法所持の疑いで、ホノルル空港で現行犯逮捕されている。

舛添氏の呟きからは、芸能人の犯罪は芸の肥やしになるという意識が透けて見える。しかし、薬物の所持・使用や強制性交
を始め、犯罪を侵さなくても実力のある芸能人もいる。元都知事の発言ということもあり、リプライ欄には

「おもしろくなるからといって違法薬物を使用してもいいんですか?」
「最後の一文があればなんでも言っていいって訳じゃない」
「文化や芸術の為ならレイプマンも許されるみたいな言い方してる」

などのコメントが殺到していた。

ちなみに舛添氏は都知事在任中の2014年、危険ドラッグの条例改正後の記者会見で薬物について、

「個人の所有についてはもう取り締まれるようになっているので、都民の皆さん方、国民の皆さんにもこういうものに絶対手を
出さないでくださいということを申し上げるとともに、全力を挙げてこれに取り組みたいと思っております」

と注意を呼びかけている。また2015年、「危険薬物及び特殊詐欺の根絶に係る協定」の締結式に出席した際には、自身の思い
を都のサイトで「東京から危険ドラッグ及び特殊詐欺を根絶しようと、断固たる決意で政策を進めている」と記していた。

舛添要一?認証済みアカウント? @MasuzoeYoichi
https://twitter.com/MasuzoeYoichi/status/1105856206797574145
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)