2020-08-01 19:00
「死ぬかと思った――」交通事故から奇跡の復活、『日常』東雲なの役の声優・古谷静佳さんに突撃取材
アニメ『日常』（東雲なの）や、『うぽって!!』（あぐ）、『マケン姫っ！』（水屋うるち）、Web番組『猫ブース鬼パーセント芋!!』などで知られる声優の古谷静佳さんが、声優業に復帰するとの情報を入手！ しかも、復帰と共に、昨今のブームに乗ってYouTubeのチャンネルを開設すると言う。
今回は収録現場を突撃取材し、引退から復帰までの経緯や、引退中の心境などを伺ってきた。
https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1596207304
声優「古谷静佳 2.0」が8月1日に始動！
――おかえりなさい！ まずは簡単に自己紹介をお願いします。
古谷静佳さん（以下、古谷）：秋田県出身の声優、古谷静佳です。2011年にアニメ『日常』で声優デビューしました。2015年に引退しましたが、2020年8月に復帰します!!
――どのような経緯で復帰を決めたのでしょうか？
古谷：少し前に、過去にお世話になっていたプロデューサーから、「復帰しないの？」と連絡をもらったんです。それとほぼ同じタイミングで、別の方からも私が過去に所属していた事務所「プロダクション・エース」に、お仕事の連絡をいただきました。私は一度引退した身なので、自分のなかでは「復帰はしない」と決めていたのですが、「お声がけいただいたなら」と考えて復帰させていただくことにしました。
――名指しで依頼されたら、嬉しいですね
古谷：とても嬉しかったです。こんなに長い期間活動してないのに、私のことを呼んでくださったのは純粋に嬉しかったです。
――そもそも、依頼者の方は古谷さんが引退したことを知らなかったのでしょうか？
古谷：知らなかったみたいです。私が引退を発表したのは自分のTwitterでした。当時はフリーで活動してたから、発表できる場が個人のTwitterだけだったんです。
――それでは仕方ないですね。
古谷：私はしっかり引退宣言をしたつもりだったのに、個人のTwitterだけじゃ伝わらなくて当然だったかもしれません。普段から私のTwitterを見てくださってる人には理解していただけたけど、それ以外の方や世間から見たら「古谷静佳は、いつの間にか消えた声優」になっていたそうです。「古谷って最近いないよね〜」みたいな。
一同：（笑）
古谷：しかも、私は一般人になったので、声優のときに使っていたTwitterに鍵をかけちゃいました。鍵をかけると、過去のツイートを見られないんですね？ 当時はよく考えないで鍵をしてしまいました……。その事に気づいたのは最近です。これは「消えた」と思われても仕方がないな、と。
――最近気づいたのですか？
古谷：はい。というのも、先日『日常』で共演させていただいた本多真梨子さん（相生祐子／ゆっこ 役）に会ったのですが、「古谷が引退してたの知らなかったよ！」と言われました。こんなに身近で仲良くしてくださっていた先輩にすら伝わっていなかったなんて。それを聞いて、ファンの方々に本当に申し訳ないことをしたなと思いました。
――身近な人が気づいてないなら、世間から「消えた」と思われて当然ですね。
古谷：『日常』の他にも、アニメやゲームなどのお仕事をさせていただいてましたが、どうしても「古谷＝日常」のイメージが強いようで、私は「日常の東雲なのをやるためだけに生まれてきた声優」みたいに印象になっていたらしいんです。伝説ポケモンみたいな（笑）。
＜次ページ：4トントラックに轢かれる事故で引退！＞
https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1596207304&;p=2
「死ぬかと思った――」交通事故から奇跡の復活、『日常』東雲なの役の声優・古谷静佳さんに突撃取材
アニメ『日常』（東雲なの）や、『うぽって!!』（あぐ）、『マケン姫っ！』（水屋うるち）、Web番組『猫ブース鬼パーセント芋!!』などで知られる声優の古谷静佳さんが、声優業に復帰するとの情報を入手！ しかも、復帰と共に、昨今のブームに乗ってYouTubeのチャンネルを開設すると言う。
今回は収録現場を突撃取材し、引退から復帰までの経緯や、引退中の心境などを伺ってきた。
https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1596207304
声優「古谷静佳 2.0」が8月1日に始動！
――おかえりなさい！ まずは簡単に自己紹介をお願いします。
古谷静佳さん（以下、古谷）：秋田県出身の声優、古谷静佳です。2011年にアニメ『日常』で声優デビューしました。2015年に引退しましたが、2020年8月に復帰します!!
――どのような経緯で復帰を決めたのでしょうか？
古谷：少し前に、過去にお世話になっていたプロデューサーから、「復帰しないの？」と連絡をもらったんです。それとほぼ同じタイミングで、別の方からも私が過去に所属していた事務所「プロダクション・エース」に、お仕事の連絡をいただきました。私は一度引退した身なので、自分のなかでは「復帰はしない」と決めていたのですが、「お声がけいただいたなら」と考えて復帰させていただくことにしました。
――名指しで依頼されたら、嬉しいですね
古谷：とても嬉しかったです。こんなに長い期間活動してないのに、私のことを呼んでくださったのは純粋に嬉しかったです。
――そもそも、依頼者の方は古谷さんが引退したことを知らなかったのでしょうか？
古谷：知らなかったみたいです。私が引退を発表したのは自分のTwitterでした。当時はフリーで活動してたから、発表できる場が個人のTwitterだけだったんです。
――それでは仕方ないですね。
古谷：私はしっかり引退宣言をしたつもりだったのに、個人のTwitterだけじゃ伝わらなくて当然だったかもしれません。普段から私のTwitterを見てくださってる人には理解していただけたけど、それ以外の方や世間から見たら「古谷静佳は、いつの間にか消えた声優」になっていたそうです。「古谷って最近いないよね〜」みたいな。
一同：（笑）
古谷：しかも、私は一般人になったので、声優のときに使っていたTwitterに鍵をかけちゃいました。鍵をかけると、過去のツイートを見られないんですね？ 当時はよく考えないで鍵をしてしまいました……。その事に気づいたのは最近です。これは「消えた」と思われても仕方がないな、と。
――最近気づいたのですか？
古谷：はい。というのも、先日『日常』で共演させていただいた本多真梨子さん（相生祐子／ゆっこ 役）に会ったのですが、「古谷が引退してたの知らなかったよ！」と言われました。こんなに身近で仲良くしてくださっていた先輩にすら伝わっていなかったなんて。それを聞いて、ファンの方々に本当に申し訳ないことをしたなと思いました。
――身近な人が気づいてないなら、世間から「消えた」と思われて当然ですね。
古谷：『日常』の他にも、アニメやゲームなどのお仕事をさせていただいてましたが、どうしても「古谷＝日常」のイメージが強いようで、私は「日常の東雲なのをやるためだけに生まれてきた声優」みたいに印象になっていたらしいんです。伝説ポケモンみたいな（笑）。
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