▼産経新聞社リストラ情報交換&雑談スレ▼26

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0605文責・名無しさん2022/08/08(月) 12:04:49.17ID:vUFUs58a0
リストラで産経(日刊工業)辞めた人が
「俺はもう年収200万円がやっとの末端フリーかと気鬱で固まったが、薬を入れたら200万と貯金で余裕余裕と思えるようになった。この起伏はどこかでおさまるのか」
みたいなことをネットで書いていて、数字のリアルさにヒュッとなった。

単価が下がり続ける書き仕事の世界に居ようと思ったら、200万でも御の字なんだろうな。
若手のフリーライターなら、数年やって芽が出なければ堅気に転職を考える金額。あるいは、治験や肉体労働のバイトで取材費を稼ぎながら書き続けるか。
俺ら世代の場合は「私は蓄えがありますし、その稿料で結構ですよ」と言えることが仕事を取る上でのアドバンテージになるし、
発注側も新聞記者出身者の原稿を安く買える。(それが業界の単価を下げる悪循環を招くのも、一面では事実だけど)

じゃあ、書き仕事以外に何が出来るかと言うと、頭を下げてモノを売った経験の無い中年に出来る仕事なんて限られているよな。
畑違いの仕事に挑んで苦労して300万円がやっとなら、書き仕事で200万円という人生の方が良いのかもしれない。
取材して書く作業は面白いし、人に会って話を聞いたり、資料を調べたりする作業は自分の中で蓄積になる。
会社の都合で担当分野を替えさせられることなく50代の10年間、取材執筆を続けられたら、それなりの結果は出せるだろう。
今の自分に必要なのは、年200万でやっていけるだけの覚悟と生活スキル、それに蓄えなのかもしれん、と思えた。

もっとも、これは、子どもの学費など家族を養う費用負担が無いことが前提。
幸い、自分は独身子無しなので身軽。やりたい仕事の声が掛かれば、報酬は気にしないし、地球の反対側にも行ける。
しかしまあ、家族を持たないことが最高のリスクヘッジになる世の中じゃ、少子化なんて解消できる訳無いよな、と複雑な気分にもなる。

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