兵庫県伊丹市立女性・児童センターが、電話で童話を聞ける「テレホン童話」を始めて35年を迎えた。
インターネット全盛の時代ながら、今でも一定数の利用が続く“長寿番組”となっている。
今月からは地元の高校生が吹き込みを担当し、コミュニティーFM「エフエムいたみ」でも放送が始まった。
童話を通して子供に夢や希望を膨らませてもらおうと、同センターが昭和57年に始めた。
当時から全国的にも珍しい取り組みだったという。
流れる童話は1本約5分。通話料だけで24時間いつでも聞ける。
かつては、親が子供に読み聞かせた童話や伝記だが、同センターが取り上げる童話は
地元に伝わる民話や伝説、地域での出来事など「心のふれあい」をテーマに市民らが考えたオリジナル。
これまでに約500作品を数える。
毎年、公募作品の中から12作品を選び、童話作家が手を加えて毎月1作品を流す。
5月の「フリルちゃん」は、県立伊丹北高校放送委員会の生徒たちが声を吹き込んだ。
カーネーションの物語で、女子生徒の優しい声が心地よく耳に響く。
同センターによると、1カ月当たりの再生回数は200〜300回で、4月の「花びら めがね」は332回を数えた。
担当者は
「どこでどう聞かれているか分からないが、耳で聞いて想像する楽しさがある。
テレホン童話で育った市民から作品の応募もあり、長く続けたい」と話す。
エフエムいたみの放送は平日の午後7時50分から。
写真:童話を収録する県立伊丹北高校放送委員会の生徒ら
http://www.sankei.com/images/news/170525/wst1705250034-p1.jpg
以下ソース:産経west 2017.5.25 11:36
http://www.sankei.com/west/news/170525/wst1705250034-n1.html
インターネット全盛の時代ながら、今でも一定数の利用が続く“長寿番組”となっている。
今月からは地元の高校生が吹き込みを担当し、コミュニティーFM「エフエムいたみ」でも放送が始まった。
童話を通して子供に夢や希望を膨らませてもらおうと、同センターが昭和57年に始めた。
当時から全国的にも珍しい取り組みだったという。
流れる童話は1本約5分。通話料だけで24時間いつでも聞ける。
かつては、親が子供に読み聞かせた童話や伝記だが、同センターが取り上げる童話は
地元に伝わる民話や伝説、地域での出来事など「心のふれあい」をテーマに市民らが考えたオリジナル。
これまでに約500作品を数える。
毎年、公募作品の中から12作品を選び、童話作家が手を加えて毎月1作品を流す。
5月の「フリルちゃん」は、県立伊丹北高校放送委員会の生徒たちが声を吹き込んだ。
カーネーションの物語で、女子生徒の優しい声が心地よく耳に響く。
同センターによると、1カ月当たりの再生回数は200〜300回で、4月の「花びら めがね」は332回を数えた。
担当者は
「どこでどう聞かれているか分からないが、耳で聞いて想像する楽しさがある。
テレホン童話で育った市民から作品の応募もあり、長く続けたい」と話す。
エフエムいたみの放送は平日の午後7時50分から。
写真:童話を収録する県立伊丹北高校放送委員会の生徒ら
http://www.sankei.com/images/news/170525/wst1705250034-p1.jpg
以下ソース:産経west 2017.5.25 11:36
http://www.sankei.com/west/news/170525/wst1705250034-n1.html