歌丸“男気”高座復帰 名誉館長の「花座」来月開場 車で4時間仙台入り
(写真)
仙台・電力ホールでの落語会の高座に上がった桂歌丸
Photo By スポニチ
体調不良で18日の名古屋公演を休演した落語家の桂歌丸(81)が21日、仙台市内で行われた「魅知国(みちのく)仙台寄席」で高座に復帰した。
肺の持病が思わしくない中、自宅のある横浜市から約350キロの距離を車で4時間以上かけて駆けつけた。
歌丸が高座に上がると観客は割れんばかりの拍手。「(舞台の)袖から中央に歩くのも40分かかるのにねえ」と冗談を言い、熱烈な歓迎に照れた。
強行出演したのは、この日の落語会が4月1日に東北地方初の常設寄席として仙台にオープンする「花座」の開場記念を兼ねていたことから。歌丸は花座の名誉館長を務める。
また東日本大震災以降、被災者を気にかけながらも、自身の体調不良でなかなか東北で公演できなかったこともあって「この日だけは何が何でも行く」と周囲に伝えていた。
会では、酸素吸入のチューブを付けながら古典落語「鍋草履」を披露。約15分にわたって観客を楽しませた。
「医者から誤嚥(ごえん)性肺炎と言われたので、えらく安い肺炎ですねぇと伝えたら、5円ではありませんと言われました」と病気もネタにした。
ただ長距離移動後の高座で体力の消耗は激しく、会場を後にする際の顔色は真っ青。スポニチ本紙の「体調は?」の質問に、何とか笑顔を作りながらも「ダメです」とひと言。そのまま車に乗り込んだ。
次回の出演予定は4月11日から東京・国立演芸場「4月中席」。4月28日に広島での落語会も予定されているが、
関係者は「遠方の落語会に出るのはしばらく無理。おそらくキャンセルになるだろう」と話した。
[ 2018年3月22日 06:10 ]
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/03/22/kiji/20180321s00041000337000c.html
(写真)
仙台・電力ホールでの落語会の高座に上がった桂歌丸
Photo By スポニチ
体調不良で18日の名古屋公演を休演した落語家の桂歌丸(81)が21日、仙台市内で行われた「魅知国(みちのく)仙台寄席」で高座に復帰した。
肺の持病が思わしくない中、自宅のある横浜市から約350キロの距離を車で4時間以上かけて駆けつけた。
歌丸が高座に上がると観客は割れんばかりの拍手。「(舞台の)袖から中央に歩くのも40分かかるのにねえ」と冗談を言い、熱烈な歓迎に照れた。
強行出演したのは、この日の落語会が4月1日に東北地方初の常設寄席として仙台にオープンする「花座」の開場記念を兼ねていたことから。歌丸は花座の名誉館長を務める。
また東日本大震災以降、被災者を気にかけながらも、自身の体調不良でなかなか東北で公演できなかったこともあって「この日だけは何が何でも行く」と周囲に伝えていた。
会では、酸素吸入のチューブを付けながら古典落語「鍋草履」を披露。約15分にわたって観客を楽しませた。
「医者から誤嚥(ごえん)性肺炎と言われたので、えらく安い肺炎ですねぇと伝えたら、5円ではありませんと言われました」と病気もネタにした。
ただ長距離移動後の高座で体力の消耗は激しく、会場を後にする際の顔色は真っ青。スポニチ本紙の「体調は?」の質問に、何とか笑顔を作りながらも「ダメです」とひと言。そのまま車に乗り込んだ。
次回の出演予定は4月11日から東京・国立演芸場「4月中席」。4月28日に広島での落語会も予定されているが、
関係者は「遠方の落語会に出るのはしばらく無理。おそらくキャンセルになるだろう」と話した。
[ 2018年3月22日 06:10 ]
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/03/22/kiji/20180321s00041000337000c.html