本日の詳細

<10:12> 日経平均は一時プラス転換、意外高に「投資家の見方割れる」の声
日経平均は安く寄り付いた後、急速に下げ幅を縮小し、一時プラスに浮上した。足元
では前日終値を挟んだ値動きとなっている。
米国株が大幅安となった後でもあり、市場ではプラス浮上は意外との受け止めが多く
聞かれ「先行きに対する投資家の見通しが割れているようだ」(野村証券の神谷和男投資
情報部ストラテジスト)との声が出ていた。
円安が支えになるとみられた輸送用機器など輸出関連の一角がさえない一方、長期金
利の上昇が重しとみられた半導体関連やグロース(成長)株の一角は下げが深まっていな
かったりプラスとなっている。
東証33業種では、値上がりは保険業や海運業、鉄鋼など21業種で、値下がりは鉱
業や精密機器、サービス業など12業種となっているが「取引時間中にも物色動向が変化
する可能性がある」(神谷氏)との見方が聞かれる。
<09:05> 日経平均は反落スタート、米引き締め長期化の懸念が重し
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比116円34銭安の2万7704
円06銭と、反落してスタートした。米国市場で強い景気指標が示され、金融引き締め長
期化の懸念から株価の主要3指数が下落しており、重しになった。寄り付き後は、やや下
げ渋っている。
主力株はトヨタ自動車やソニーグループが軟調。半導体関連は東京
エレクトロンが小安い。指数寄与度の高いファーストリテイリングは横
ばい。ソフトバンクグループは軟調となっている。
<08:21> 寄り前の板状況、淀川製鋼所が買い優勢 ニッコンHLDGは売り
優勢 
東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群
は以下の通り。
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N32V3O4