藤原正彦 国家の品格と英語教育

小学校では英語よりも国語をしっかりと教えること
それによって真の国際人を育てることになる。

そもそも小学校で英語を2、;3時間勉強しても何の足しにもなりません。
週に10時間も勉強すれば少しは上達しますが、そんなことをしたら英語より
遥かに重要な国語や算数がおろそかになります。そのような教育を中高でも続ければ、
英語の実力が半分、日本語の実力が半分いう人間になります。

このような人間は、アメリカでも日本でも使い物になりません。
少なくとも一つの言語で10割の力がないと、人間としてまともな思考ができません。