立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
調整売りはまだ終わっていませんでした。前日よりひどい状況で、最近にない全面安に近い状況になっています。気を吐いているのは東京エレクトロンとニコンの二銘柄くらいで、他はかなり悪化しています。ここで日銀がETF買い入れてくるのはまず間違いないのですが、果たしてそれがどこまで投資家の心理を改善できるか。政策点検でTOPIXに買い入れ対象を切り替えるとした真意が浸透しきっていない(3月は今まで通りのルールで買うこと含む)ようですので、今まで通りの神通力が発揮されるかは微妙です。
現在の75日線の値は28396円。それを下回ると次の心理的底値は大台の28000円になりそうです。そこまで崩れる可能性はあるので注意して下さい。逆にその辺で指し値入れるといいことがあるかも。配当狙いの方にもお値打ちバーゲンと言えるかもしれません。ただナイフをつかむ可能性にも留意のこと。
後場は少し反発して28550円付近で再開。ETF効果が出たか?

[東京 24日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比530円06銭安の2万8465円86銭となり、4日続落した。前日の米株安が嫌気されたほか、期末前の利益確定売りが膨らみ、日経平均は一時550円超安となる場面もあった。ここのところ上昇していた景気敏感株でも利益確定が優勢となり、TOPIXは2%超安となった。

市場からは、欧州での新型コロナ感染再拡大や米長期金利を巡る不透明感が高まる中、買い材料が乏しく「期末前ということもあり、いったん利益を確定する動きが広がっているようだ」(国内証券)との見方が出ている。
東証33業種では、値下がり率上位に空運業、海運業、鉱業などが並び、ここ最近堅調に推移していたセクターでも利益確定が進んでいる。「景気敏感セクターでも売りが優勢となっているが、積極的には買いづらい状況で、相場の下げを加速させているようだ」(東洋証券のストラテジスト・大塚竜太氏)との声が聞かれた。

テクニカル面では、下値めどとして75日移動平均線(2万8395円69銭=24日現在)の水準が意識されており、「2万8300円よりも高い水準で引けるかどうか注目したい」(国内運用会社)との指摘も聞かれた。

TOPIXは2.21%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆6058億円。東証33業種では、全業種で値下がりとなった。

個別では、ニコン が7%高となり、東証1部の値上がり率第2位に入った。米半導体大手インテル が高性能半導体の生産能力拡大に向けた新たな経営戦略を発表したことが好感された。同社は最大200億ドルを投じてアリゾナ州に2工場を新設し、半導体の受託生産も手掛けるという。

本日マザーズ市場に新規上場したSharing Innovations は、公開価格を63.15%上回る4650円で初値を形成した後、4990円まで上値を伸ばしている。

東証1部の騰落数は、値上がり114銘柄に対し、値下がりが2049銘柄、変わらずが28銘柄だった。

2021年3月24日11:53 午前
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2LM0RP