本日の詳細

<10:52> 日経平均は下げ幅拡大、全面安 期末前の利益確定売りも

日経平均は下げ幅を拡大し、前営業日比430円ほど安い2万8500円台後半で推
移。指数寄与度の高い銘柄群の下げ幅が大きくなり、日経平均を押し下げている。また、
東証33業種では、全業種で値下がりとなり、このところ上昇していた海運業、空運業、
鉱業などが値下がり率上位に入っている。

市場からは「3月も後半に入り、期末前の決算対策として利益確定売りが進んでいる
ようだ。ここ最近堅調だった景気敏感セクターでも売りが先行しており、相場の重しとな
っている」(国内証券)との声が聞かれた。


<10:00> 日経平均は安値圏で推移、環境悪化の中で期末のポジション調整も

日経平均は安値圏で推移している。既に直近高値から約1800円の下落を記録して
いるものの、押し目を買う動きが活発化している様子はない。欧州で新型コロナウイルス
の感染再拡大から経済正常化の遅れが懸念され、このところ上昇していた景気敏感株の下
げが目立つ。

市場では「欧州を中心とした感染再拡大など環境が悪化する中で、期末の接近からポ
ジション調整の動きが出ているようだ。厳しい状況となっているが、景気回復のシナリオ
は崩れていない」(野村証券・エクイティ・マーケットストラテジストの澤田麻希氏)と
の声が聞かれる。


<09:05> 日経平均は続落、米国株式下落を受け 半導体関連株が逆行高

寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比230円37銭安の2万8765
円55銭となり、続落してスタート。前日の米国株式市場の下落を受け、幅広く売られて
始まった。そうした中、東京エレクトロン など半導体関連株が逆行高。全体的に
売り一巡後は下げ渋りの様相を呈している。


<08:45> 寄り前の板状況、主力銘柄の多くが売り優勢に

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 は買い優勢だが、ソ
ニー 、ホンダ 、キヤノン 、東京エレクトロン 、ソフト
バンクグループ 、三菱UFJフィナンシャル・グループ など主力銘柄の
多くは売り優勢。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック<695
4.T>も売り優勢となっている。