ズームは基本機能を無料で使える「フリーミアム」の事業モデルを採用しており、4月のピーク時には1日あたりの会議参加者が3億人を超えた。使う頻度が増えて有料プランに移行する例も多く、2〜4月期は従業員11人以上の企業・団体の利用数が26万5400件と、前年同期の4.5倍に増えた。
21年1月期の通期売上高は前期と比べて約2.9倍の17億7500万〜18億ドルを見込む。世界で経済活動が再開し始めるなか、ズームは20年後半に解約が増えるとみている。一方で多くの人がビデオ会議の利用に慣れたため、エリック・ユアン最高経営責任者(CEO)は「市場規模は僕らの想像よりも大きくなりつつある」と話した。
2020/6/3 10:02
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59909460T00C20A6AM1000/