【広州=川上尚志、比奈田悠佑】中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)が成長戦略の見直しを迫られている。次世代通信規格「5G」関連に期待するものの、2020年12月期は主力のスマートフォン事業が苦戦する見通し。米政府の制裁で海外出荷が減り、新型コロナウイルスの影響で頼みの中国市場も需要が落ち込む。クラウドサービスや自動運転など事業の多角化を急ぐが、先行きの不透明感が強まっている。

「かつてな…
2020/4/1 0:45
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57493090R30C20A3FFE000/