財務省が10日発表した対外及び対内証券売買契約などの状況(週間、指定報告機関ベース)によると、海外投資家は9月29日〜10月5日に日本株を6週ぶりに買い越した。買越額は1兆725億円だった。世界経済の不透明感などを背景に株価が下落基調にあった中、押し目買いを入れる動きがあった。

海外投資家は国内の中長期債を2週連続で買い越した。買越額は9139億円だった。短期債は4週ぶりの買い越しで、買越額は2368億円だった。

国内投資家は海外の中長期債を2週ぶりに売り越した。売越額は4283億円だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2019/10/10 9:28
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL10H4F_Q9A011C1000000/