超小型の低価格コンピューター「ラズベリーパイ」が応用の場を広げている。最も安ければ5ドル(約530円)で買える手軽さや高い汎用性が世界のスタートアップを引き付け、人工知能(AI)からロケットまで幅広い機器の「頭脳」として活躍する。「ラズパイ」は、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」時代を支える新たな基盤になろうとしている。

■「もしラズパイがなければ……」

「ラズパイがなかったら起業していない…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49218360Q9A830C1X11000/