調査名は「消費1万人調査」で「サービス利用実態・意向編」として16日に公表した。調査対象は全国の15歳から69歳で、1万人から有効回答を得た。調査期間は5月28日から6月1日。
インターネットなどを使った消費関連の17種類のサービスについて、利用動向と今後の利用意向を年代別に調査した。全サービスのなかで年代別利用率が最も高かったのが10代の「フリマアプリ(購入)」。約半数となる47%が利用しており、全世代平均の22%の2倍を超えた。「フリマアプリ(購入)」の利用率は年代が上がるにつれて減少する傾向がみられた。
現在の利用率と今後の利用意向の差が最も大きかったサービスは「ネットスーパー」だった。利用率が11%なのに対し、利用意向は33%だった。10代から60代すべての年代で利用意向は3割を超え、今後の伸びが見込まれる。2位は「インターネット上の家計簿サービスやアプリ」で、利用率が15%で利用意向が30%だった。
男女で利用率の差が大きかったサービスをみると、男性の利用が多かったのは「インターネットオークション(購入)」。男性の利用率が29%、女性が15%で14ポイントの差がついた。一方、女性の利用が多かった「フリマアプリ(出品・販売)」は女性が22%、男性が15%で7ポイント差がついた。
2019/7/17 11:47
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47421480X10C19A7000000/