財務省は、商売がうまい。
公的機関の借金が1100兆円というが、問題は利払いであって、国債等の発行残高ではない。

話を単純化するために、国の借金1100兆円を全て10年物国債で賄うとすると、発行利率は0.1%だから、支払利息は年1.1兆円になる。
外国為替資金特別会計で所有する米国債は1兆1000億ドル程度だが、同じく10年物米国債で持つとすると、利率2.63%だから、受取利息は年286.93億ドル(約3兆円)になる。

国民の借金を言うのなら、国民の貸付として、日本政府に1人あたり800万円、その中からアメリカ政府に100万円というのも言うべき。