政府や公共部門の場合、固定資産は事実上破綻前は、殆ど売却できないので、
資産と債務が釣り合っていても、固定資産比率が高いとこは、債務でトラブル可能性が高い。

つい最近IMFが出した公共部門のバランスシートに関するレポートは、
その点についてちゃんと触れているのだが、
日本でそれを紹介する自称経済学者や自称経済評論家連中は、
その部分を隠して、資産と債務が釣り合っているグラフの部分だけ紹介する。

ちなみに、同じレポートで、一般政府の方は明確に債務超過なのに、それも無視。

公共部門と一般政府の違い、分からん人はぐぐれ。