0001へっぽこ立て子@エリオット ★
2019/01/25(金) 15:51:33.83ID:CAP_USER樹脂成型の「導波管スロットアレーアンテナ」を開発した。2022〜23年をメドに、実用化の前段階となる試験運用を始める。
これまでのアンテナではプリント基板製や金属製が使われてきた。ただプリント基板製は安いが電力効率が低い。金属製は効率は高いが切削加工が必要なため高価で重量も重いという課題があった。樹脂成型による製造でコストと重さを減らしたうえで、独自構造を採用することで高い性能を維持した。
従来のパラボラ方式の気象レーダーと同程度のコストや重量で、フェーズドアレーと呼ばれる高効率の方式を採用できるという。観測時間は10分の1程度に短縮するため、突発的な気象変化も迅速に検知できるようになる。
気象レーダーに加え、航空管制レーダーや衛星通信用アンテナなどへ活用されることも目指す。(志賀優一)
2019/1/25 12:21
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40455590V20C19A1X20000/