大和証券は1月11日、企業分析業務の高度化を図るため、大和総研と共同開発したAI(人工知能)による「企業分析ツール」の試験導入を開始した。

大和証券では、企業の財務データや事業計画などの公開情報などをもとに、お客様向け案内銘柄の選定やM&A業務における候補先企業の抽出のために企業分析を行っている。

今回、AI関連技術である自然言語処理技術を活用し、国内企業の特許情報や有価証券報告書などの自然文(公開情報)をベースに、さまざまな企業間の関連性をAIが網羅的に分析し、抽出するツールを開発。

同ツールの活用により、人間の手では見つけることが難しかった意外性のある企業間の関連を拾い上げることができるようになるなど、付加価値の高い提案が可能になることが期待されるという。
https://news.mynavi.jp/article/20190111-755180/