NTTドコモは7日、同社の共通ポイントサービス「dポイント」を米ハワイで利用できるようにしたと発表した。海外では米領グアム、米ニューヨークに続き3カ所目。日本人旅行客が増える時期に合わせ、海外でのサービスを拡大する。

現地時間の7日から、免税店「TギャラリアハワイbyDFS」やパンケーキの人気店「エッグスンシングス」など18社23店舗の加盟店でサービスを提供する。1ドルの支払いに対して(免税店は2ドルの支払いに対して)1ポイント付与する。1ポイントは1セントとして支払いに使える。dカードの提示やクレジット払いなどでポイントがたまる。

ドコモは2017年6月に海外でのポイントサービスを始めた。グアムでは免税店など5社12店舗、18年10月に始めたニューヨークでは旅行会社など2社2店舗で使える。

同社は会員基盤の強化をめざす。9月末時点のポイント会員数は6763万人。12月から米アマゾン・ドット・コムのネット通販サイトでdポイントを付与するなど、顧客の新規開拓を図っている。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38672870X01C18A2000000/