価格を据え置いたまま容量を減らすなどの「実質値上げ」に対し、消費者の目が厳しくなっている。今春以降に実質値上げした主要10食品を調べたところ、7品目で値上げ後の販売額が前年同期比で減ったことが分かった。消費者は費用対効果に敏感なうえ、こっそり減量する「ステルス値上げ」は交流サイト(SNS)で広がってすぐ気づかれる。メーカーには消費者への丁寧な説明が求められている。

全国のスーパーなど1500店超…

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2018/10/18 11:30
日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36614970X11C18A0SHA100/