「MANOMA(マノマ)」のサービス名で始めた。家電をはじめとする各機器とつながる役割を果たす「AIホームゲートウェイ」を備え付ける。AIホームゲートウェイは、米アマゾン・ドット・コムの音声人工知能(AI)「アレクサ」に対応する。暗くても撮影できるカメラ、窓の開閉を感知するセンサーなどをあわせて設置する。
初期手数料が3500円で、月額のサービス料は構成する機器によって異なるが税別3682〜5747円。
スマートハウスでは、各社ともにセキュリティー機能、音声認識を使って機器同士をつなぐサービスをすでに提供する。今回は遠隔からカギを開閉したり、屋内を監視したりする技術を組み合わせ、家事代行などのサービスを追加する。ダスキン、ベアーズなどの専業事業者と組む。
スマートハウスにたまるデータを取得する狙いもある。高精度のカメラを採用しており、目が行き届かない場所を撮影できるなど工夫する。居住者のプライバシーに配慮して加工を施したうえで、データを蓄積して新たなサービス、機器の開発・提供につなげる。
第1弾として、ソニー不動産が11月に販売を始めるマンションでサービスを採用する。新築時からスマートホームで生活でき「資産価値の向上にもつながる」としている。
2018/10/10 14:59
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36308060Q8A011C1X12000/