Googleが都市部の自動運転を実現すれば間違いなくスマートタクシーに行く
運転手の要らないスマートタクシーは24時間運用が可能でUberより安い
Googleマップから目的地検索しそのままスマートタクシー呼び出せられればこの上なく便利ということになる
比較的短距離移動が中心となるスマートタクシーは高級車である必要もなく
Googleの自動運転プログラムが動く簡易なEVで充分な働きをする

スマートタクシーは当初タクシー会社が車を持ち配車アプリと提携する形でスタートするが
いずれ他業界や個人もタクシーオーナーになれば自動的に儲かると考え自動運転の車を購入しGoogle配車プログラムに登録
メンテナンスや保険、充電ステーションを運用する企業が現れオーナーは彼らにおまかせとなる
これらオーナーに車を増やしてもっと儲けろと積極的に融資する銀行も現れ、またたく間にスマートタクシーが街にあふれかえる

タクシーのライバルが増えることで価格引き下げ圧力となり、数が増えて利便性が高まり料金も下がるとユーザーにとってはいいこと尽くめ
街にライバルが増えると地方や僻地にも目を向けそこそこの需要を拾うというタクシーも出てくる
オーナーも少しでも安い車へと選別を強め、車両価格がどんどん下がっていく
EV製造EMSが簡易な構造、大量受注で格安大規模生産を実現する

コストでも利便性でも自家用車を圧倒するスマートタクシーは一家に一台(数台)という20世紀の先進国の生活スタイルを一変させるパワーがある
駐車場不要となり住宅のスタイルもショッピングセンターの形も変わってくる
かくして自家用車という無駄の多い乗り物に頼ってきた既存自動車メーカーの大半は生き残りの術をなくすというスケジュールになっている