日本政府観光局(JNTO)が15日発表した7月の訪日外国人客数(推計値)は前年同月比5.6%増の283万2000人だった。7月として過去最高を記録した。航空路線の新規就航や増便などが追い風になった。

 1〜7月までの訪日客数は1873万900人となり、前年同期に比べて13.9%増加した。

 7月単月の国・地域別では、中国が前年同月比12.6%増の87万9100人と最多だった。台湾は3.1%増の46万500人だったが、韓国は5.6%減の60万8000人だった。6月に発生した大阪府北部地震や7月の西日本豪雨の影響により、一部の訪日需要が抑えられた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2018/8/15 15:17
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL15HEJ_V10C18A8000000/