財務省が12日発表した対外及び対内証券売買契約などの状況(週間、指定報告機関ベース)によると、海外投資家は7月1〜7日に日本株を7週ぶりに買い越した。買越額は743億円。米国と欧州連合(EU)が自動車への関税発動を回避するとの思惑など、世界的な貿易摩擦懸念が一時的に和らぎ、買いがやや優勢になった。

国内の中長期債は2週連続の買い越し。買越額は2306億円。短期債は3週ぶりに売り越した。

国内投資家は海外の中長期債を2週ぶりに買い越した。買越額は8179億円。海外株式は15週連続の買い越しだった。

2018/7/12 9:21 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL12H4H_S8A710C1000000/