3DCGアニメやゲーム、VR/ARプラットフォーム上などで利用できる3Dキャラクターモデルを、簡単に作成できるというツール。ツールの公開と共に、誰もが自分のキャラクターを持ち、キャラクターを使った作品作りやVR/AR空間でのコミュニケーションを楽しめる「VRoidプロジェクト」も始動する。
「VR/AR空間上で他者とコミュニケーションしたい」、「バーチャルYouTuberとして活動したい」など、キャラクターの3Dモデルを必要とする人は増えている一方、キャラクターを1から作れる人は限られている。また、平面上でイラストを描くことに長けているクリエイターでも、3Dモデリング特有の知識や各ソフト上での操作を覚える必要があるため、「思い描いた通りに立体化できず、長い制作時間をかけてしまっているのが現状」だという。
VRoid Studioは、「簡単な操作で理想のキャラクターをモデリングできるキャラクターメイカー」をテーマに開発されており、「直感的に操作でき、クリエイターが既に持っているお絵かきのテクニックを最大限に発揮できること」を重視たという。
ペンツールで毛束を描き、各種パラメーターを調節するだけでキャラクターの髪型をモデリングできるプロシージャルヘアデザイン機能を搭載。ペンツールを動かすと、ペンのストロークに追従して毛束の3Dオブジェクトが生成。描いた毛束には、太さや向き、毛先のカールといった特徴をパラメーターで指定でき、パラメーターの値はスライダーを左右に動かして簡単に調整できる。3Dモデリングの知識がなくても、直感的な操作で理想の髪型を表現できるとする。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1130377.html
https://www.youtube.com/watch?v=aHQ6KAJ8Kc8