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株式会社マウスコンピューターは、ゲーミングPCブランド「G-Tune」より、プロゲーマーの意見を全面的に採り入れて開発した新筐体を採用するゲーミングPC「NEXTGEAR-MICRO im610」シリーズを発売した。

 新筐体の開発にあたり、同社がスポンサーするプロゲーマーチーム「Team:GODSGARDEN」のゲーマーにアンケートを実施。その結果、大方の回答は下記のようなかたちになった。

天板の上には物を置く
ただし、天板に排気口があったら物は避けて置く
前面に欲しいもの=HDMI
前面のリセットボタン=不要
カードリーダ=外付けでいい
内蔵光学ドライブ=必要
オーバークロックはしない
派手なLEDは不要で、電源/アクセスランプ程度でいい
鏡面加工よりマット加工の方が好み
好きな形状は完全フラット型

こうして完成した新筐体は、アクセントとして角を斜めに落としつつも、全体的にフラットなデザイン。マットで光るギミックもなく、一見するとゲーミングPCとしては地味だが、使い勝手や用途を考慮し、さまざまな工夫が盛り込まれている。

 発熱の大きい、ゲーミングPCにとって重要となる排気については、底面および側面から吸気しビデオカードを冷却しつつ、背面へと排気する。底面にはダストフィルターがあるが、マグネットで取り付けられているので、ワンタッチで取り外して、水洗いもできる。インシュレータも底面に装備し、制震性も確保した。

BTOに対応するが「im610BA1-TV」モデルのおもな仕様は、Core i5-8400(2.8GHz)、メモリ8GB、HDD 1TB、GeForce GTX 1050、Windows 10 Home、500W電源を搭載し、税別価格は89,800円。

 「im610PA1-SP」モデルのおもな仕様は、Core i7-8700K(3.7GHz)、メモリ32GB、NVMe SSD 512GB、HDD 2TB、GeForce GTX 1080 Ti、BDドライブ、Windows 10 Home、強化ガラスサイドパネル、700W電源を搭載し、税別価格は289,800円。

 インターフェイスは、PS/2、USB 3.1×4、USB 3.0×2、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、音声入出力などを装備、下位モデルのディスプレイインターフェイスは、DisplayPort、DVI-D、HDMI×2、上位モデルはDisplayPort×3、HDMI×2。

 本体サイズは約188.8×410.5×400mm(幅×奥行き×高さ)。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1127566.html