0001しじみ ★
2018/06/01(金) 08:41:21.09ID:CAP_USER米国が鉄鋼とアルミニウムの輸入関税を欧州連合（ＥＵ）などに適用することを決定、
貿易摩擦の拡大が警戒される。原油市況安から石油や鉱業など資源セクターが売られ、
電機や精密機器、自動車など輸出関連も下げそう。
トランプ政権は５月31日、ＥＵ、カナダ、メキシコ製の鉄鋼とアルミに対して関税を発動すると発表。
鉄鋼に25％、アルミには10％の関税がそれぞれ課される。これに対しＥＵは報復措置を取ると発表、
カナダも米国製の鉄鋼とアルミに７月１日付で関税を課すとした。
貿易摩擦への警戒から米国市場ではリスク資産が売られ、
Ｓ＆Ｐ500種株価指数は前日比0.7％安の2705.27で終了。米週間石油統計で原油の生産量が増えたため、
ニューヨーク原油先物は1.7％安の１バレル＝67.04ドルとなった。
大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは、
「市場は米国の関税賦課を想定していたとはいえ、実際の導入を短期的に悪材料視する可能性があり、
景気敏感セクター中心に売りが先行する」と予想。イタリアで新政権運営がうまくいくのか、
再選挙リスクがくすぶるのかを見極めていく必要もあるとし、
「日経平均株価はしばらく２万2000円台でもみ合いながら日柄調整となる」とみている。
米シカゴ先物市場（ＣＭＥ）の日経平均先物（円建て）の31日清算値は２万2100円と、
大阪取引所の通常取引終値（２万2190円）に比べて90円安。
けさの為替市場でドル・円相場は１ドル＝108円80銭付近と、
前日の日本株終値時点の108円80銭と同水準で推移している。
石黒氏は「今週はイタリアの政局混乱でリスク回避の円高が進んだとはいえ、
米景気の回復期待もありドル安・円高は加速していない。
企業の今期想定レートが１ドル＝105円程度で、業績上振れ期待がしぼんでいないことが日本株を支える」と話した。
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Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-05-31/P9M6OT6KLVRW01
