【為替相場】焦点:欧州政治不安で円高進行、年初来で再び「最強通貨」に
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[東京 30日 ロイター] - 欧州政治不安が高まり、円高が進んでいる。リスク回避の円買いと、欧米の金融引き締めが遅れるとの思惑が要因だ。年初来では全ての主要通貨に対して円高となり、「最強通貨」の座に返り咲いた。日本株にとって円高は依然マイナスだが、日本国債にとってはプラスとの指摘もある。マーケット全体に与える影響はよくみる必要がありそうだ。
<ドル高以上の円高進行>
今の為替市場で進んでいるのは、ドル安ではなく円高だ。この1週間強で、ドル/円JPY=は約1%下落したものの、主要通貨に対するドルの価値を指数化したドルインデックス.DXYは逆に1%上昇している。ドル高も進んでいるが、それ以上に円高が進んでいる状況だ。
年初来のパフォーマンスでみて、前週までは、コロンビアペソcopjpy=が円に対しても上昇していたが、今週に入り逆転。円はすべての主要通貨に対し前年末比プラスとなり、再び「最強通貨」の座に着いている。
足元の円高の原動力は、リスク回避の円買いにある。イタリアで組閣が失敗、再選挙の可能性も高まってきている。反ユーロ派が政権を担うのではないか、財政拡張路線が加速するのではないか、といった不安が投資家を「安全資産」の円に向かわせている。
海外中銀の金融政策に対する見方の変化も、円高の背景だ。欧州中央銀行(ECB)は、9月にも資産買い入れをストップする可能性があるとみられていたが、政治不安が強まる中、その思惑は後退。米連邦準備理事会(FRB)も今年の利上げ回数が減るのではないかとの見方が広がっている。
JPモルガン証券・債券為替調査部長、山脇貴史氏は「欧州全体の景気に懸念がある中、イタリアのイベントが起こった。また、FRBが利上げを加速できるのかという疑念が浮上している。急激に景気がスローダウンすることはないだろうが、新興国の不透明感を含めると、グローバルに景気への懸念が出始めているようだ」と話す。
<日本株にはやはりマイナス>
日本株にとって、円高は引き続きネガティブ要因だ。欧米中銀が金融引き締めを遅らせれば、株式市場にとってはプラスだが、政策ペースを変えるほどの経済や相場の悪化があるとすれば、投資家のリスク許容度が大きく低下するのは間違いない。
「その際、真っ先に売られるのが日本株であるのは、過去何度もみてきた」(外資系証券)と話す市場関係者は少なくない。海外発のリスクオフ要因でありながら、30日の日経平均.N225は一時400円を超える下落となり、2万2000円を約1カ月半ぶりに割り込んだ。
「日本経済全体でみれば、円高の影響はほぼニュートラルとみていいが、上場企業の収益に対しては依然として減益要因であり、日本株にとってマイナスであることは変わらない」とシティグループ証券・チーフエコノミストの村嶋帰一氏は話す。
足元の円高は、特に今回の「震源地」である欧州のユーロに対して大きく進んでおり、対ユーロEURJPY=では、年初から7%半ばの上昇率に達している。東京株式市場では、ここ数日、マツダ(7261.T)やニコン(7731.T)など欧州関連株の下落が目立つ。
また、マネックス証券チーフ・アナリスト、大槻奈那氏は「日本の金融機関はスペインへのエクスポージャーを最近増やしている。欧州政治不安がイタリアからスペインに広がってくると、警戒感が強まりそうだ」と指摘する。
世界的に銀行株が軟調となっているが、30日の東京株式市場でも、銀行株.IBNKS.Tは33業種の騰落率で下から6番目となった。
>>2 へ続く
2018年5月30日 / 19:09
ロイター
https://jp.reuters.com/article/euro-politicalturmoil-idJPKCN1IV157 >>1 から
<魅力増すJGB>
ただ、円高は日本市場に逆風を吹かせるだけではない。海外投資家にとっては、日本市場の相対的な魅力を増す要因でもある。
「日本国債は表面上の金利はほとんどないが、海外投資家にとっては、円高局面では為替評価益が発生する。特に欧州勢にとっては、JGB(日本国債)は年初から7%も円高が進み、ベストパフォーマーの1つになっている」と、パインブリッジ・インベストメンツの債券運用部長、松川忠氏は指摘する。
30日の東京市場で、日本株は大幅安だったが国債先物は続伸し、長期金利も低下した。市場では「欧州債や新興国債から、日本国債に資金を逃避させる動きが、今後強まる可能性がある」(国内投信)と期待する声も出ている。
2017年までは、本来逆相関であるはずの日本株と国債先物が同方向に動くことが多かった。しかし、15年12月から始まった米利上げの効果が積み上がる中、株式も債券も何もかも上がるといった「ゴルディロックス(適温)相場」は変わりつつある。
日銀ががっちり金利を抑えこんでいるため、相場の変化は目立ちにくいが、リスクオフが加速するような場面では、海外勢のJGB買いが強まる可能性もありそうだ。
(伊賀大記 編集:田巻一彦) なんで円が決済通貨なんだろうな
円は古いし人民元のほうが色々と有り難みも多いぞ 外国人は日本の内情を解ってないな。円なんて信用ならないぞ。 人民元なんて独裁国家のニセ札だらけの銭より
西側基軸通貨に近いスイスフランや円のが遥かに信用があるんだよ 全然円安にならないってことは日本は政治不安なんて全くないってことだな
マスコミはあたかも不安ばかりのように騒ぎ立ててるけど 円高も困るけど、本当に恐ろしいのは通貨の暴落が止まらなくなること。 世界の政情不安の時に強い通貨の条件
・債権国であること(ドルはここで敗退)
・自由な為替取引ができる通貨であること(ここで中国元は敗退)
・大きな経済規模を持つ国の通貨であること。(スイスはここで不利になる)
この条件をすべて持っているのは円しかないと言ってよい。 思うに
日経が算出している「日経先物255」だが 米国Dow先物とドル円を元に算出しているので
これが間違い。
これが、円高となると株安となり、対ドル為替変動の影響比率が大きいことに起因する
対ドルのみにするなら、その影響比率を少なくするか、ドル一辺倒を止めればいいと思うよ
こと、日経先物に関しては、円高誘導をされやすいので、会社の適正評価とは程遠い評価となりがち >特に欧州勢にとっては、JGB(日本国債)は年初から7%も円高が進み、ベストパフォーマーの1つになっている
この野郎!イタリア国債買えよ!
以前ジャパンプレミアムとか言ってたが、欧州プレミアを支払え馬鹿 円高が進行してるだけで対した円高でもねぇだろ 印象操作止めろや デフレなのに消費税増税とか言ってる
限りないバカという信頼感 またFX社畜が山手線の車輪でギソギソに切り刻まれるのか胸熱 共産ゴミンスによると
安倍政治が危険だってことだから
円安にならないと辻褄が合わないんですけど マジでいまのうちに、東京の構造改革をやって人口問題に手をつけつつ
TPP で勢力広げとこうぜ
こんな恵まれた状況で、なんで人口無作なのか... もう日本海には原子力空母が3隻もきてるのに
日本どんだけ信頼されてんだよ やはりこれも 一部の人が叫く 安陪がぁー 安陪がぁーと言う材料になるの 円が上がるということは、それだけ円が信用されてるってこと?
借金だらけだー、増税だーっていってるのに? >>24
流動性が高いということ
流動性があればまったく価値担保ない仮想通貨でも値がつくのと一緒 >>24
他国よりもインフレ率が低いという
絶対的信頼感 自民党が悪いんだろ。
民主党の時は民主党批判してたよな。 >>15
お前みたいな情弱者が印象操作?
されてきたので円が買われるわけがーって
のが毎回湧くのだね。円最強! >>24 >>25 ご教示サンクス 俺バカだからわかったようで難しいや
流動性が高くて信頼できるという点では、金とかの方が良いような気がするんだが
金でも動かせないほど大量のお金持ちがいるってことかな?
俺だったら金丸信よろしく、自宅の床に金塊ザクザクしとくんだが・・・ >>30
金は例えば日本だと消費税かかったり
重量があるので移動が大変 >>31
アッそうか 消費税 道理で韓国人が良く税関で捕まる訳だ
持ち運べないほどの金塊、グラム5000円として1キロで500万円、10キロで5000万円
50キロで25000万円かぁ、俺には縁のない話だった orz ずーとドル高だったやん。通貨高はいいこと。割安で集めた資源、資本をしっかり投資しろ。 国債暴落するーって連呼していたエコノミストの発言を最近聞かなくなった。
増税なんもしなくても円って海外から信用度下がらんし、なんもしなくてもよくね? 昔はスイスフランが石より硬い言われてたけど、今は円かねぇ? >>9
安泰だから本来どうでもいいようなモリカケ問題を終息させないように引っ張り続ける >>29
対した円高でもねぇってつってんだよ ゴミカス [後編]FRB金融政策・欧州政治の展望など注目材料を解説!
【出演:吉崎 達彦 氏・西田 明弘】
プレミアムトークチャンネル 2018/06/07
http://m2tv.m2j.co.jp/premium/20180607-2.html ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています