危機に直面したあなたは、
全神経を全方位にめぐらせて、こくこくと起きることをなにも一切なにも見逃すことなく、
すべてを絶え間なく見続けます。

事実が、事実だけに刻々と関与しているとき、それを分析してどうしょうかと悩むあなたはいません。
ひたすら絶え間なく見る行為そのものが、事実に関与し続けるのです。

あなたが事実を違うものに変えようとしないこと、これが実際に起きている危機への対処です。

「危機」には即座の行為の連続があります。スポーツならゾーンといわれます。武道なら天地一体となった流れです。
完全に身体が行為を成し遂げて、そのパーフェクトな結果のみを、あなたは後から知るのです。完全にあますことなく見ることは、頭いらずです。

実際に起きている問題の解決には、
あらゆる角度から事実を調査し、その事実を違うものにしようと曲げないで、ひたすら絶え間なく事実のみを見ることが必要なのです、
事実をすべてありのままにして、一切なにも変えなければ、起きている問題そのものが新たな秩序を生み出します。

恐怖によるシビリアンコントロールはばかげてます、理想と成果で操ることも馬鹿げています、
恐怖を育成してなんの解決があるのでしょうか? 恐怖さらなる延長と増大があるだけです。
もうそれも限界なのではありませんか? 一大事です。

さあ?