ドコモは、サムスン製フラグシップスマートフォン Galaxy S9 / S9+を5月18日に発売します。月々サポート適用後の本体価格は下記のとおりです。

<Galaxy S9>(税込、以下同)
・3万6299円(MNP)
・5万2326円(新規・機種変更)

<Galaxy S9+>
・4万7952円(MNP)
・6万4800円(新規・機種変更)

画面は「Galaxy S9」が5.8インチ、「Galaxy S9+」が6.2インチ。解像度は両モデルともQuad HD+(2960 x 1440)です。RAMはS9が4GB、S9+が6GB。ストレージ容量は標準で64GB。さらに、500GBまでのmicroSDXC外部ストレージにも対応します。バッテリー容量はS9が3000mAh、S9+が3500mAhを採用します。

SoCにはクアルコムSnapdragon 845を採用。同SoCは、前モデルの Snapdragon 835比でCPU性能が3割、AI処理も3倍高速化した点が特徴となります。

●F1.5とF2.4を機械的に切り替える「デュアルアパチャー」搭載

最大の強化点はカメラです。画素数こそ1200万画素と、S8や「Galaxy Note 8」と変わりませんが、F値1.5の明るいレンズを採用(S8やNote 8はF値1.7)。

レンズの絞りをF1.5とF2.4の二段階に切り替えられる「デュアルアパチャー」も搭載。レンズを覗くと、内部で絞り羽根が機械的に動く様子を確認できます。暗い場所ではF値1.5、明るい場所ではF値2.4に切り替えることで、環境に応じた適切な写真を撮影できるというわけです。

960fpsのスーパースローモーション撮影にも対応。これは、0.2秒間の「一瞬」を6秒間に引き伸ばし、しかもHD(1280 x 720)解像度で撮影できる機能です。撮影したスロー映像にはBGMをつけてSNSに共有したり、端末の壁紙として設定することもできます。

Galaxy Note 8で初搭載となった「標準レンズ」+「2倍望遠レンズ」のデュアルカメラは、「Galaxy S9+」のみ搭載。無印の「S9」は単眼のシングルカメラです。なお、「S9+」のデュアルカメラは両レンズとも1200万画素。OIS(光学式手ぶれ補正)も両方が採用しますが、可変絞りは標準レンズのみとなります。

さらに「AR Emoji」という、iPhone Xのアニ文字的新機能も追加されました。「アニ文字」は、ユーザーの表情を絵文字のキャラクターに反映していましたが、「AR Emojio」では、ユーザーそっくりのアバターを作成できるのが特徴。
https://japanese.engadget.com/2018/05/15/galaxy-s9-s9-5-18-3-6288/