スター・マイカ株式会社は、投資用中古マンションの売買にビットコイン決済サービスを利用可能となったことを発表した。

 子会社のスター・マイカ・アセット・パートナーズが扱う不動産物件の売買代金の決済に、bitFlyer提供の「bitFlyerウォレット」を使用できる。1会計につき5000万円相当のビットコインを上限とした支払いが可能。

 決済では、QRコードが表示されたタブレットの画面を、スマートフォンカメラで読み取る仕様で、決済は数秒で行える。

 ビットコインが送金されると、bitFlyerでは円に即座に換金する。この仕組みにより、購入者とスター・マイカの双方が価格変動リスクを負わずに、安全な不動産取引を行えるという。

 スター・マイカでは、ビットコインを中心とした仮想通貨が投資対象として注目を集めている現状を踏まえ、ビットコイン価格の上昇で資産が膨らんだ投資家を対象に、投資用中古マンションの購入決済方法の選択肢としてのサービスを提供するとしている。

 また、新たな投資対象となるマンションの購入が、流動的な仮想通貨による資産運用のニーズにより増加すると予想しているという。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1121359.html