途上国では教育が学校頼みで、学校の質や量を上げれば国としての学力平均が上がる。
しかし、先進国などの義務教育が充実した国では、学校自体の効果は薄れ、家庭環境が大きく学力に影響を与え始める。
その中で問題となるのは、家庭環境は親の教育水準や収入に大きく影響され、高卒の家庭なら高卒、院卒の家庭なら院卒、裕福なら海外留学など、学力が代々受け継がれてしまい、収入も学力に伴って固定されていってしまう事。
これが格差に繋がってしまう。
しかも格差社会になると「平均的な人は下に引っ張られ、全体の質は下がる」ってのが研究で証明されてる。
人間はアホな方に引っ張られてしまう為、いかに底辺を底上げして高い次元で平均を保つかでその国が決まる。
昔の日本の強さはここにあった。全体的に質が高かった。アメリカみたいに字が書けない人とかがいない。
もし政策としてやるなら金持ちからは相続税取って、アホをその世代で終わらせる為に軍隊の様な全寮制の大学や高校で家庭から切り離して底上げする方がいい。