米調査会社Harris Insights & Analyticsは3月13日(現地時間)、毎年恒例の米国での企業評判ランキング「Reputation Quotient Ratings」の2018年版を公開した。

トップは米Amazon.comで、これで8年連続で首位を守った。IT系としては、米Tesla Motorsが昨年の9位から3位に、米Microsoftが20位から11位に上昇した。一方、米Appleは5位から29位に、米Googleは8位から28位に大きくランクを下げた。
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Harrisのジョン・ガーズマCEOはReutersのインタビューで、AppleとGoogleは昨年、かつてのように注目に値する製品を発表していないことがランクダウンの原因だと語った。

“Harris Poll”とも呼ばれるこの調査は、HarrisとReputation Instituteが開発した指標「企業評価指数(Reputation Quotient; RQ)」を用いて1999年から毎年実施している。

RQは、製品とサービス、ビジョンとリーダーシップ、感情へのアピール、職場環境、業績、社会的責任の6つの指標で評価するというもの。Amazonは製品とサービス、感情へのアピール、業績の3つでトップだった。
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2018年版は、まず認知度の高い100社をオンラインアンケートでピックアップし、その100社について、2万5880人の米国在住者を対象に、2017年12月11日〜2018年1月12日に英語によるオンラインアンケートで実施した。
2018年03月14日 07時30分
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