Apple Musicの有料会員数が3,800万人に到達したことが分かりました。2月には3,600万人を超えたことが報じられたばかりです。

目標はSpotifyのさらに先?
Apple Musicの有料会員数が3,800万人であることは、Appleのインターネットソフトウェア&サービス担当上級副社長であるエディー・キュー氏によって明らかにされました。わずか1カ月で200万人もの会員増加となったわけですが、その他にも800万人がトライアル会員としてApple Musicを楽しんでいるそうです。

同じくストリーミング音楽配信サービスを手がけるSpotifyは、2月の時点で7,100万人の有料ユーザーを擁しているだけに、Apple Musicが追いつくのは容易ではありませんが、The Wall Street Journalは「このままの成長率が続けば、今年の夏には米国内の会員数はApple MusicがSpotifyを上回る」と述べています。

もっとも、「Spotify越え」は単なる通過点にすぎない、とAppleは考えているようです。エディー・キュー氏によれば、Apple MusicやSpotify、その他のサービスを利用するであろう“潜在的な”会員数の合計は20億人に上ると算出しています。つまり、Apple Musicはまだまだ拡大余地を残しているというわけです。

HomePodやiPhoneという自前のプラットフォームを有するAppleが、Spotifyを含むライバルに比べて、その強みを遺憾なく発揮できるであろうことは想像に難くないでしょう。
https://iphone-mania.jp/news-205746/