学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る問題が再燃したことへの警戒感が外国為替市場でくすぶっている。先週末は米株高など円安要因のイベントが相次いだにもかかわらず、12日午前の東京外国為替市場では円安・ドル高の進行は限定的だ。今後の行方次第で安倍晋三政権への打撃が深刻なら円高・ドル安に振れるとの声も出ている。

 12日正午時点の円相場は1ドル=106円50銭台と、先週金曜の9日午後5時時点からわずか…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27989960S8A310C1000000/