芝パークビルは地上14階、地下1階建てで東京タワーやJR浜松町駅、都営地下鉄大門駅の近くにある。1フロアの床面積が約6千平方メートルと大きく、横に長い外観から「軍艦ビル」と呼ばれており、かつてダイエーが本社機能を置いていたことでも知られる。
関電子会社の関電不動産開発(大阪市)が中心となり、香港の投資会社「アジア・パシフィック・ランド」などの投資家グループから取得する。関西の私鉄大手や不動産関連企業が複数加わる見通し。ビルは昭和57年の完成で築30年以上経過しており、将来的な建て替えや再開発を想定している。
歴史的な低金利による運用難や資金調達コストの低下を背景に、物件価格の上昇が期待できる首都圏を中心に、不動産取引が活発になっている。
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180219/bsg1802191852002-n1.htm